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2019年02月25日
白川郷合掌造り集落

中曽 雅子

皆様、こんにちは。
今年は雪が降らないですね。このまま春になるのでしょうか?

今月中旬、社員旅行で金沢~白川郷~飛騨高山へ行ってきました。
どこも見どころ満載で、素敵な所ばかりでした。
その中でも世界遺産「白川郷合掌造り集落」の代表的な民家で、国の重要文化財に指定されている和田家住宅を見学したので、少し紹介させていただきます。

和田家は、江戸時代中期に建てられ、300年以上の歴史を誇る白川郷最大規模の合掌造りの民家です。展示部分以外のスペースで現在も和田さんご一家がお住まいとのことです。
屋根は切妻造茅葺。主屋の平面規模は桁行22.3m、梁間12.8m。3階建てで、2階より上階では養蚕が営まれていたそうです。
1階の部屋の一角に囲炉裏があります。当時の日本では囲炉裏は暖房・調理・照明等、様々な役割を果たしていました。囲炉裏から暖をとり、風通しを良くする目的で2階から上の床板には隙間があります。また囲炉裏の熱や煙には家屋の防虫・防湿効果があります。
急勾配の屋根は、雪が滑り落ちやすいだけでなく、広い面積で太陽の熱をとらえて雪を溶かします。さらに、屋根は丸太を組んで木の蔓で縛っているだけの構造で、大風や地震による揺れを逃します。(写真上は屋根裏内部です)
2階から見えた景色はノスタルジックで素敵でした。(写真下)

これから春に向けて、虫さん達の活動も本格化すると思われます。
弊社ではシロアリ撲滅大作戦も実施しております。
お困りの際には、是非ともご相談くださいませ。